会社名 | 株式会社 旭プリント | 代表取締役社長 加地 尚 様専務取締役 加地 照尚 様(写真) |
使用いただいている弊社商品 | 紙折機AFC-544AKT 丁合機VAC-500 中綴じ製本システムVAC-2000 + SPF-200L + エコプレスバインダー 無線綴機BQ-460 筋入れ折機CRF-362 |
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会社所在地 | 兵庫県西宮市津門稲荷町4-11 TEL:0798-33-5025 |
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ホームページ | http://www.asahiprint.com/ | |
Horizon News 掲載年月 | 2016年5月 Vol.44 |
「印刷・製本会社」から「共に考えて、作る会社」へ
株式会社旭プリント様は、昭和25年3月に西宮北口で、軽オフと無線綴じを中心に創業されました。昭和40年には現在地に移転。平成7年の阪神大震災では、大きな被害を受けられましたが、社員の皆様が力を合わせて復興されました。平成17年にはオンデマンド印刷機を導入。平成26年には4色印刷機を導入され、地域に根付いた会社として、事業規模を拡大されています。
印刷・製本設備増強によりお客様のニーズに応える 今年で創業66年を迎えられる同社は、『印刷業は紙を加工するだけでなく、情報処理・情報加工業でもある』という社長のお考えのもと、『ますます多様化、高度化するお客様のニーズに対応し、満足な商品を提供できる会社』を目指されています。
目指す会社像に向かって、邁進される同社は、平成26年に新規に4色印刷機を導入されました。「印刷業界の低迷する中で、会社として大きな決断だった。導入した理由は、印刷物を外注することで発生する、納期、費用、運搬の手間がかかるといったデメリットを無くし、すべてを工場内で内製化すること、加えて、より一層お客様との信頼関係を築いていくためだ」と専務のお言葉です。そのための設備投資を惜しまず、4色機をはじめ、製本加工の設備の強化を図られました。その結果、自社ですべて対応できるようになり、以前よりもお客様に、時間、コスト面でもご満足いただけるようになられました。また、製本加工には、ホリゾン製品をお選びいただき、お客様の満足度向上の一翼が担えるようにサポートの立場で応援してまいります。
厚紙の筋入れ加工で他社と差別化 「他社と差別化を図りたい時、印刷品質だけで、大きな差をつけることは難しい。その中で差をつけることができるのが加工。高品質な印刷ができあがっても、加工がうまくいかなければ、高品質な印刷は台無しだからね」と専務はおっしゃいます。そこで、活躍しているのがホリゾンの筋入れ折機CRF-362です。厚紙に筋を入れることで、カラー印刷による背割れや紙割れを防止でき、紙折機の厚紙加工では、「いつも悩まされていた問題を改善できるようになり、お客様により良い商品を提供できるようになった」と嬉しいお言葉をいただきました。弊社から、今後もさらにお客様の役立つ商品のご提供に尽力していきたい、と決意を新たにしました。
中綴じとエコプレスで提案に幅と強み
同社は、昨年秋にホリゾンの中綴じ製本システムSPF-200L+エコプレスバインダーを新しく導入され、これからの加工の武器として、大きな期待を寄せられています。「単なる中綴じだけだと、値段競争が厳しい中、導入メリットは少ない。しかし他にできない加工としてエコプレスバインダーをラインに組み込み、ワンストップで様々な製本加工ができるのは、強みになる」と専務のお言葉。薬剤を使わずに、プレスのみで紙同士を綴じるエコプレスバインダー(有限会社三光様製)と、弊社の中綴じ製本システムSPF-200Lを接続することで、A4E綴じ冊子などを作成することが可能です。環境に優しい冊子という付加価値により、これまでのお客様はもちろん、民間企業、個人のお客様からの問い合わせなど広がりを見せているようです。「環境に配慮した取り組みを行う企業や、子供向け教材など、お客様に提案できる幅が広がった。それを社内で加工できるという強みを持つことができた」と喜んでおられます。
また、同社は印刷・製本のみならず、企画やデザインにも注力されています。お客様からいただいた原稿をもとに、お客様がどのような物を作りたいかをお伺いし、デザインを提案、編集まで行うことで、お客様と共に考えて作る会社を目指されています。
環境に優しい冊子が加工できるという強みを武器に、さらなるお客様の満足度向上を目指す株式会社旭プリント様の、ますますのご発展をお祈り申し上げます。