会社名 | 株式会社 ウラノ | 代表取締役社長 浦野 公義 氏 |
使用 いただいている 弊社商品 | CABS5000(MG-180H+SB-15+HT-101) StitchLiner5500(VAC-240H+ST-40+ACF-30+SPF-30+HTS-30+TB-30) AFC-546AKT+PST-40+GFB-54、 RFU-54+AFC-544AKT+PST-40、 APC-66D |
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会社所在地 | 大阪市鶴見区緑4-2-64 TEL :06-6953-2582 / FAX :06-6954-5166 |
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ホームページ | http://www.urano.co.jp/ | |
Horizon News 掲載年月 | 2010年10月 Vol.30 |
『創造』すること… それがわれわれのDNA。
株式会社ウラノ様は1967年に現社長である浦野社長がデザイン事務所『ウラノ図案研究所』の名称で個人創業されました。1971年には株式会社ウラノデザインとして法人設立し、4年後には株式会社ウラノデザイン印刷と改称し印刷機の導入をスタートされました。その後、順調に4色機、6色機等の設備充実、工場の拡大を図られ1991年に現社名の株式会社ウラノに改称されました。2005年には『環境印刷研究センター』の完成にともないB2輪転印刷機、製本設備の導入も実現されオンデマンド設備と共に大ロットから小ロットまで内製化できる体制を整えておられます。
創業当時のデザインスピリッツ同社は43年前にデザイン事務所から浦野 公義 様スタートされました。枚葉両面機のみならず今では輪転機導入までに至っていますが、その精神は創業当時のデザインスピリッツにあります。企画・デザイン・撮影というクリエイティブワークを基本にこれまで多くの広告物を世に出され、多様な実績を積み重ねてこられたノウハウは印刷の枠にとどまることなく、様々な媒体にカタチを変えて、他社とは一線を画する商品を産み出されています。また社長の『最良の製品とサービスをユーザー様にお届けしたい』との想いから品質管理・保証の国際規格ISO9001を1999年に取得されるなど工場管理を徹底されています。環境問題に関しても、早い時期から課題とされ10年以上前から大豆インキ、植物油インキの認証を受け、工場屋上に太陽光発電システムを設置し電力の一部を自給するなど会社の理念として積極的に取り組まれています。
ホリゾンとのお付き合い 決め手は「自動化」同社とホリゾンのお付き合いは2005年からスタートしました。それまで同社では仕上げ加工に関しては断裁も含めて100%外注に頼られていました。当初お話をいただいた時は『ちょっとした紙折りだけ内製化をしたい』というお話から始まり、どんどん構想が膨らんでコンピューター紙折機AFC-544AKT、AFC-546AKT、断裁機APC-66D、中綴じ製本システムStitchLiner5500など、さらにこれらの機器をネットワークで管理するi2i Systemまで一挙に導入していただきました。さらに翌年(2006年)にはB2輪転機の設備導入に伴い、無線綴じ製本ラインCABS5000も続いて導入いただきました。 同社がホリゾン製品を選択していただいた一番の理由は『セット替えが自動化された機械』だったからだそうです。それまで加工は100%外注だったこともあり、製本に関しては全くの素人の方ばかりでした。「紙の揃え方、断裁の仕方さえ知らない」と浦野社長のお言葉通り、立ち上がりはお互い苦労しましたが「ホリゾンでなければ、あれだけ早くは立ち上がっていない。」とご評価をいただきました。
製本内製化の結果同社が製本全般の内製化を決断された理由は、コストダウンと納期短縮にありました。価格競争が激化する中、増えてきた製本加工を内製化することでコストダウンを計る狙いと、繁忙期には製本会社も忙しくて加工を依頼しても断られてしまい、他を探し回って苦労した経験が何度もありました。「製本設備を導入したことで、印刷の予定が大幅に遅れても、気兼ねせず自社で遣り繰りできるようになったこと、また社員の製本への知識が当然高まり、ひいては『印刷までのレベルアップにも繋がっている』という相乗効果が生まれました。」と浦野社長のお言葉でした。「まだまだ必要な製本機器が出てくれば、是非ホリゾンで考えたい。」とのお言葉をいただき、弊社からも魅力あるご提案ができるよう努力を惜しまない所存です。株式会社ウラノ様のますますのご繁栄を祈願致します。