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ユーザーレポート
会社名 株式会社報光社
代表取締役社長

原 幹雄 氏
使用 いただいている 弊社商品 ・紙折機 AFC-544AKT+MKU-54+PST-40
・中綴じ折製本システム VAC+SPF-20A
・断裁機 APC-M61
・無線綴ライン SB-06+HT-70
・丁合機 AC-8300
会社所在地 島根県出雲市平田町993
TEL 0853-63-3939 FAX 0853-63-4355
ホームページ http://www.hokosya.co.jp/
Horizon News 掲載年月 2006年8月 Vol.19

印刷メディアを通して心の通い合う情報発信を続けます

株式会社 報光社様は、1890年(明治23年)に創業し、110年以上の歴史を誇る。1969年、本社工場・事務所の増改築を進め、オフセット印刷設備を導入。1985年、久多美工場の開設時に、県内で初めて大型4色印刷機を導入した。現在では東京支社を開設し、同時期にオフセットフォーム輪転印刷機・CIP-3対応菊半裁印刷機・カラーオンデマンド機などを導入し、常に地元を代表する総合印刷業社だ。

品質保証と短納期に対応するポストプレスの合理化常にプレス部門で地域の先駆けとなっていた同社は、島根県という土地柄からもポストプレス部門の合理化が、長年の課題となっていた。1983年、短納期、高品質を合言葉に、製本工程を内製化すべく、無線綴機BQ-220を小ロット用として導入。その後、年々大型化する印刷機に合わせて、高度化、高速化に対応できる製本機を導入した。製本機の導入前は、製本を内製化する事で外注費の削減効果などを狙っていたが、現在では、「印刷の仕事を取るためには、製本の内製化は否めない」という考えに変わってきた。製本工程が同社の大きな戦力となっているのは間違いない。同社は「常にクオリティーの高い情報の発信・伝達」を目指して邁進している。
製本設備を導入するポイント1983年の製本の内製化以来、ホリゾン製のポストプレス機を使用しているが、製本機器選定の大きな基準は「作業性」と「故障のないこと」だ。製本工程を若年・高齢者と女性の職場としていくために、作業性が良く、同時に壊れにくい機械が必要だという考えから、当社の菊半裁自動折機AFC-544AKTを導入した。納品直後から即戦力としてフル稼働しており「改めて自動機の威力を認識した。」と原社長。CIP-3にも素早く対応している同社は、i2iシステムでCIP-4に対応する製本工程を目指している。

(株式会社ホリゾン西コンサル 真木 裕之)