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ユーザーレポート
会社名 株式会社 白樺写真工芸
代表取締役会長

大日方 信夫 様

 


工場長

岡安 様
使用いただいている弊社商品 紙折機 AFC-544AKT + PST-40
丁合機 VAC-600 + ST-20
中綴じ折製本システム
VAC-500 + ST-40 + SPF-200A + FC-200A
VAC-200 + SPF-200A + HP-200A + FC-200A
無線綴機 SB-07、BQ-460
三方断裁機 HT-80
ミシン機 VP-53
断裁機 APC-660、APC-66S
紙揃機PJ-100、PJ-88
会社所在地 千葉県千葉市稲毛区山王町102-5
TEL : 043-423-1101
ホームページ http://www.shira-kaba.co.jp
Horizon News 掲載年月 2017年1月 Vol.45

女性工場長を中心に、女性が活躍する製本工場

 株式会社白樺写真工芸様は昭和51年に現会長である大日方様が、写真店として創業されました。学校の卒業アルバムや卒業文集の制作を主業務とし、昭和61年に本社を現在の場所に移転し、平成3年に単色の両面印刷機1台から徐々に設備を拡充されました。平成9年には八街市に工場設備を移転、平成18年には製本工場の増築をされました。現在は、千葉市の本社、埼玉営業所、東京営業所、八街市の印刷工場で操業されています。機械設備にも非常に積極的で、順調に事業を拡大されている元気のある会社です。
女性ならではの繊細さ、デリケートさで品質向上 同社では、岡安工場長をはじめ、製本の現場では多くの女性が活躍されています。これは会長の『男性にはない、女性ならではの視点で仕事をしてくれるので、印刷のわずかなミスや、製本仕上がりのキズ等、不良の発生を未然に防ぐことができ、非常に助かる』とのお考えからです。工場長も、品質管理には格別に気を使っておられ、「各工程間のチェックはかかさない」とおっしゃっていました。また、女性のオペレーターの方全員が、ほぼすべての後加工機を使用できる教育を受けておられ、日々の作業内容によって自由にシフトの組み替えが可能です。後加工機の自動化によって、誰でも使えるようになったことが、フリーオペレーションによる生産の効率化に一役買っているようです。 新規設備と設備増強によるワンストップサービス 同社とのお付き合いは、平成3年に手締めの断裁機を導入していただいたことから始まりました。「仕事柄、学校の卒業シーズンに仕事が集中してしまう。短納期の仕事に対応するため、それまですべて外注だった製本作業を内製化することを決意した」と会長は当時を振り返ります。その後、4クランプ無線綴機BQ-440を設備。仕事のボリュームが大きくなるのに合わせ、無線綴機を2台追加して3台体制にしていただき、これに対応するため、仕上げ裁ち工程を平断裁機から、三方断裁機HT-70に切り替えることにより合理化されました。
 その後は紙折機AFC-544AKTを導入。コロ丁合機HAC-60からエアー給紙VAC-600に更新、無線綴じ製本のさらなる大ロット化のご要望に応えるため、7クランプ無線綴機SB-07に更新、それに合わせて三方断裁機もHT-80に更新されました。B2判4色機の導入を機に、中綴じ機SPF-200Aラインの増設と、数多くのホリゾン後加工機を設備していただいております。
「現在では印刷から製本まで、自社ですべて対処ができるよう設備し、大口契約にも対応できるようになった。折機、丁合機、無線綴機、中綴じ機、断裁機と、製本にかかわるほぼすべての工程の機械を1社に統一することで、それぞれの機械操作の親和性、メンテナンスの効率化を図っている。ホリゾンは、信頼できる製品であると同時に、アフターサービスが充実している」との嬉しいお言葉もいただくことができました。必要に応じて随時設備更新し、生産性の向上はもちろんのこと、最新機へのアップグレードが、スタッフのモチベーションアップに繋がり、プラスの相乗効果を生んでいるようです。
 工場長から、弊社への要望は「今後はオペレーターのさらなるスキルアップのため、技術講習会を開いていただき、さらなる品質の向上に繋げたい。また、メンテナンスのしやすい機械への改良をどんどん進めてもらいたい」とお言葉をいただきました。
 女性ならではの視点による要望によく耳を傾け、期待に応えられるよう、一層努力してまいります。株式会社白樺写真工芸様の益々のご発展をお祈り申し上げます。

((株)ホリゾン東テクノ 松本 俊介)