会社名 | 有限会社 秋元製本所 | 代表取締役社長 秋元 信義 様 |
使用 いただいている 弊社商品 | 紙折機AFC-504AKT 中綴じ製本システムVAC-300+SPF- 200A, SAC-600+ST-40, HAC- 15+SPF-10 Ⅱ +FC-10 Ⅱ 無線綴機SB-07, BQ-9 その他PJ-100, MF-1 |
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会社所在地 | 東京都港区西新橋2-8-13 TEL :03-5251-5049 |
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Horizon News 掲載年月 | 2014年6月 Vol.40 |
ビジネス街の中心という好立地を活かして、お客様の役に立ちたい
有限会社 秋元製本所様は、昭和39年に先代の社長が東京都港区新橋の自宅で創業されたことから始まります。昭和43年には、現社長である秋元信義様が就任され、事業規模を拡大。自宅近くには、第二工場が稼働し、順調に操業されていました。
ここ数年間、港区は大規模な再開発が進んでいます。この新橋地域も同様で、開発にともなって、周辺地域にあった数件の同業者も、移転や廃業などの動きがありました。そんな中、地域再開発の道路拡張にともない、同社も本社・第2 工場共に移転することになりました。移転場所は新橋駅にさらに近い場所になり、元気に操業されています。
多品種少部数製本にホリゾン機を選択 サラリーマンの聖地とも呼ばれる港区新橋。何か事件やニュースがあると、テレビでビジネスマンが街頭インタビューされている場所に、同社は立地しています。新橋駅に近い建物のなかで、元気のある会社が並ぶビジネス街にあり、省庁の集まる霞ヶ関もあります。昭和から平成15年ごろにかけては、軽印刷が盛んなところでしたが、現在では、再開発による移転で、新橋から少し離れた場所で営業される印刷業者や、やむなく廃業される印刷業者など、新橋には印刷業者がめっきり少なくなっている状況です。同社とホリゾンとのお付き合いは、平成10年にペラ丁合機AC-160を導入していただいた時からです。その後、バブル期の到来と共に仕事量が増え、機器の増設や更新をしていただきました。
多様な折り作業に対応するため紙折機AFC-504AKT、他の製本会社との差別化を図るため、10cm の厚みを綴じられる事務用の製本機BQ-9、重ね綴じ折りができるMF-1をご導入。さらに、他社機から、小ロットから大ロットまで対応でき、機械のセッティングが簡単な7 クランプ無線綴機SB-07 に乗り換えしていただきました。
そのような中、再開発の移転にともない、本社と第2 工場を1 箇所に集約。製本機器の見直しと整理を行い、コロ丁合機SAC-600、エアー丁合機VAC-100(3連)に中綴じ機SPF-200A を導入していただきました。
クライアントの目の前で役立つ製本を 新橋駅近くのビジネス街という好立地で営業を行う同社は、印刷物を依頼されるユーザーのお膝元のため、ユーザーから離れたところで印刷を行った場合でも、最後の製本加工などの仕上げは、新橋にある同社で完成させ、そのままユーザーに納品することができます。「新橋で完成させて、すぐにユーザーに納品できるという、弊社の立地の利便性を喜ばれる場合もあるのですよ」と、現在の場所のメリットを笑顔でお話しくださいました。
製本後にそのまま納品するということは、間違いが無く、高品質な製本物でなくてはならないという大前提があります。製本業者として、常に高品質で不良のない仕事を維持されることの大変さや、大事さを拝見することができました。
秋元社長は、現在同社の専務を務められるご子息が、社長に就任されるころには、この地域で盛んになっているのは、オンデマンド(POD) 印刷だろうと予想されています。「これまでもデジタル印刷はありましたが、新橋というビジネスマンやオフィスが多い土地柄を考えると、デジタル印刷の後処理の仕事がますます増えてくるでしょう。それに対応するため、小部数に対応できる製本機器や、短納期に対応できるセット替えが簡単な製本機器にも注目していきたいですね」と、今後の展開をお話しくださいました。デジタル印刷の後処理機や、セット替えが簡単な機器は、弊社が得意とする分野です。同社のご期待にお応えできるように、機器の開発やご提案に力を注いでいきます。
有限会社 秋元製本所様のますますのご発展、ご繁栄を心よりお祈り申し上げます。